有給(旅行や遊び)で理由を聞かれる時に使える嘘3選

「旅行や遊びに行くために有給を取りたいけど会社に理由を聞かれたらどう答えよう」と悩んだことはありませんか?

周りの目も気になるし、出来るなら上手に嘘の理由をついてスムーズに有給を取りたい。と思う人も多いはずです。

そこで今回は有給の理由を聞かれても問題のないスマートな答え方をいくつか紹介していきます。有給が取りにくく、理由に困った時のために是非参考にしてください。

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有給で理由を聞かれる時の嘘①病院

病院といっても内科、外科、皮膚科、整形外科、眼科、耳鼻科など様々な科があり、有給を取りにくい時に使う嘘としてはもっとも使いやすい理由と言えるでしょう。

仕事は体が資本ですので、体調が悪い人に無理に出社しろとは言わないはずです。「病院に行く」と答えても理由を聞かれる場合は具体的な症状を申請しましょう。

  • 頭痛が酷い
  • 吐き気がする
  • 腰が痛い
  • 目が痛い
  • 熱がある
  • お腹を下している
  • めまいがあり動けない
  • 生理痛

ただし、会社から診断書を申請するように言われる場合もあるので、後で焦ってしまわないように事前に確認しておくことをオススメします。

有給で理由を聞かれる時の嘘②法事

旅行や遊びの予定が事前に決まっていて有給を取得したい日が前もって決まっているようなら、法事と嘘をつくのも1つの方法です。四十九日や、一回忌、七回忌と予め日にちが決まっているので、有給の理由を聞かれた場合でもスムーズに返すことが出来るでしょう。

法事は家族、親戚が集まるため出席は不可欠な行事です。

ただし後々バレてしまわないように、話の筋をきちんと把握して嘘の理由を忘れないようにしてください。
あまり近しい人では自分も心苦しくなりますし、バレてしまうリスクも上がるので避けるのが無難です。

有給で理由を聞かれる時の嘘③結婚式

友人の結婚式や、家族の結婚式、親戚の結婚式は有給を取りたい際に最適な嘘の理由と言えるでしょう。事前に有給を取りたい旅行や遊びの予定がある時ほど使いやすく、尚且つ数日続けて有給を取りたい場合には、海外や国内でも飛行機を使用しなければならない遠い場所を設定することにより、スムーズに話を進めることができます。

また、理由を聞かれても「祝いごと」であるため、イメージも悪くならず会社もすんなり許可してくれるでしょう。

有給を取る時についた嘘がバレた場合

結論から言いますと「法令・就業規則上は特に問題ありません」

ただし、嘘がバレたことによる弊害は発生しえます。例えば、法事といって嘘をついていたのに、旅行先で同僚とバッタリ会ってしまったなんて事になったら…考えただけで胃が痛くなる思いです。

  • 嘘をついた事による信用の低下
  • 職場の人間関係の悪化
  • 人事への悪影響の可能性
  • 仕事の評価低下

下手に嘘をついてしまうとバレてしまった時が大変です。嘘をついたことによって会社に居づらくなってしまっては困ります。

本来は理由を聞かれる必要はない

そもそも本来ならば有給の理由を聞かれる必要もなければ、答える必要もありません。

そもそも有給(年次有給休暇)とは、業種業態にかかわらず、また、正社員、パートタイム労働者などの区分なく、一定の要件を満たした全ての労働者に対して、与えなければならないと法律で決まっています。

会社は、雇入れの日から6か月間継続的に勤務し、全労働日の8割以上出勤した労働者に対し最低10日の有給(年次有給休暇)を与えなければなりません。

出展:労働基準法第39条

法律でも有給は「労働者の権利」として決められています。よって、有給の理由を聞かれても本来答える必要はないのです。

有給「私用」で通じない会社なら

「詳しい事は言いたくないけれど、嘘をつくのも何だか心苦しい。嘘をついてバレた時が怖い」という方は「私用」であると伝えてみましょう。それでも理由をしつこく聞いてくる上司もいると思います。

プライベートな事に踏み込まれるってあんまり良い気がしないですよね。でも、もしかしたらあなたの上司はコミュニケーションを取りたいだけなのかもしれません。

有給はもちろん取らせてあげたいけど、どこに行くのか単純に気になるといった場合もあります。

「旅行ならこの場所がオススメ」「美味しい店を教えてあげよう」と考えていて、案外に理由を話したら話が弾んだ。なんて事もあるかもしれません。

ですが、これは会社でいつもある程度のコミュニケーションを上司と取っていて、関係性が良かったり、職場の雰囲気にもよるとは思います。

転職を検討することも視野に

労働者の権利である年次有給休暇。上記でもお話したように、本来ならば、理由を答える必要はありません。

有給を取りにくい理由は人それぞれあると思います。何となく私用とは言いにくいという人もいれば、

  • 職場の人間関係が悪くて言い出せない
  • 上司が高圧的で有給なんてくれそうにもない
  • 周りもとってないし、自分だけなんて取りにくい
  • 会社がブラックで普段の休みだってろくに取れていない
  • 休みの日は大丈夫だけど仕事の日はどうしても調子が悪くなる
  • 有給なんてあってないような物で一度も取ったことがない
  • 有給を取ると何故か評価が下がるし、正当な理由でもなきゃ気軽に私用でなんて無理

参照:Twitter

このように、真剣に悩んでいる方も多いようです。労働者の権利であるはずなのに不当な理由から有給を取れなくてつらい思いをしている人たちも多く見受けられました。

このような事態に追い込まれている場合は、別の会社への転職も視野に入れていきましょう。当然の権利を当たり前に得られないのは不平等で理不尽というものです。

まとめ

今回は有給(旅行や遊び)で理由を聞かれる時に使える嘘をいくつかご紹介しましたが、いかがでしょうか。

本来ならば、嘘をつかなくても、理由をいわなくてもスムーズに取れるはずの有給ですが、未だに「理由がないと取れない。私用だなんて言えない」と思っている人も多いようです。

職場の人たちが全員、自由に有給を取り合っている環境ならば良いですが、そうもいかないことが多いのが現実のようです。周りの人たちにも配慮した上で、自分自身も気持ちよく有給を取得出来るなら、嘘をつくことも悪いことではありません。

ただし後で会社に嘘がバレてしまって立場が悪くなってしまっては大変です。嘘をつく際は細心の注意をはらいましょう。

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