会社を辞める理由で納得させる建前vs本音!辛いなら嘘も必要

会社を辞める理由は、社員の本音と会社に相談する時用とあって、少し内容が異なります。

本音では、社内の人間関係がダントツでトップとなっています。

ストレス社会と言われる今の時代は、上司からのパワハラ、同僚からの嫌がらせ、他の複数の社員からの無視やいじめ、何かと問題視されています。

それ以外にも会社の労働条件や仕事の内容、入社した時に聴いていたことへの食い違いも、辞める理由の上位に入ります。

こんな事は辞める理由として納得されるのか、本音を言わずに嘘をついても辞めたい場合はどうすべきかも合わせて考えましょう。

スポンサーリンク

会社を辞める理由ランキングと解説

 

ほとんどの人が辞めるのを相談する時、どうしても本音はいいづらいし、言っても無駄と感じる時もあります。

あえて本音は伏せて、納得してもらいやすい理由で辞める事を実際には相談しています。

表向き、建て前の納得されやすい辞める理由と、その解説は以下の通りです。

スキルアップしたい

いまの会社で経験できた仕事をより専門的にできる環境で磨いてスキルアップしたいというのはよくある退職理由です。

会社に入社して担当した仕事で、特に関心をもったことがあって、それをより専門的に勉強できる環境や会社で、自分のスキルアップをしたいと、なるべく内容も具体的に話します。

あいまいにならないように、相談した上司に何がしたいのか?と詳しく聴かれても怪しまれないような内容を準備しておく必要があります。

スキルアップしたいと思ったのは、会社内で色々お仕事させていただいたおかげだと、感謝の言葉も添えるとさらに好感度もアップします。

資格を取って手に職をつけたい

女性や定年間際の年齢等の人に使いやすい理由ですが、結婚や出産を控えると、外で働けなくなるので、ライフスタイルの変化や年齢にも関係ない資格を取っておきたいと説明します。

事情は誰もが理解できる内容ですし、引き留められても資格の勉強は、仕事をしながらでは難しいし専念できないためだと話しやすいです。

憧れていたことへのチャレンジをしたい

仕事とは違う留学や長期間の旅行等は、会社勤めをしているとお休みも取りにくいので、他の人へのご迷惑も考えると、一旦仕事から離れたほうがいいと伝えましょう。

引き留めされたら、ある程度の蓄えも今でないと使う事も出来ない可能性もあるので、夢を叶えるためにご理解くださいと上手に断ります。

介護や家事に専念する必要がある

介護や家事が大変になってきて、体力的にも疲れてしまって仕事に集中できなくて悩んでいると、上司に相談しつつ会社を辞める話に持っていきましょう。

集中力に欠けるので、ミスが増える事が他の人に迷惑をかけてしまうのが心苦しいと伝えます。

近々結婚・引っ越し予定

結婚を予定しているというと、いつなの?とか、必ず聴かれてまずいので、もし納得されるように話すなら、婚約者と話し合いを進めていて引越し先を検討したり準備が忙しくなったと伝えます。

物件の検討をあちこちしているが、会社から遠いところが候補に挙がっていて、引っ越すことになると話せば、もしばったり会社を辞めた後見かけても、候補が変わったからと逃げやすいです。

会社を辞める理由、本音で多いのは?

人間関係がめんどうだから

会社内はもちろん、仕事以外の飲みにケーションが今だに強制的で、無理にでもつき合わされて会社内の人間関係がめんどうになってくることがあります。

自分と性格的に合わないとか、考え方が理解してもらえない、理解できない人とも、仕事上だと嫌でも顔を合わせる事が段々苦痛になってくるのです。

それがストレスとなって重症化して、病的症状になっていくこともありますので、会社へ行きたくない病へと発展して、会社を辞めざるを得ない状況になります。

労働時間と労働環境の負担が辛くて限界

最近減ってきましたが、今でもつきあい残業が根強く残る会社もまだあるので、それを知らずに入社して、どっぷりと毎日遅くまで残業しないといけない雰囲気にあります。

拘束時間が長く、自分のプライベートが減っていくため、当たり前の様な残業にうんざりする人も続出です。

オフィスの中が分煙とは言うものの、喫煙者が隣の席でかなりの量のたばこを吸いながら仕事して、受動喫煙になってしまっている深刻な場合もあります。

オフィスのトイレや更衣室が古くてすごく利用しにくいとか、冷暖房が電気代の削減ですごく暑いとか寒かったりしても、エアコンを中々つけてもらえない事もマイナスの理由です。

上司や先輩のやり方と合わない

最初は仕事の指導を受けないと分からないので、上司や先輩から話を聴きますが、慣れてくると他の手順でした方が効率がいいのでは?と気づいてしまう事があります。

中には、部下が自分より仕事ができると思うと、それをつぶしてしまおうと言う悪質な上司も多いです。

パワハラして部下が逆らえないのをいいことに、いつまでもやりづらい方法を徹底させられて時間がかかるし、納得できなくて辞めたくなる人もかなりいます。

辞める理由で病気は納得される?

治療すれば治りそうな風邪とか軽い病気では、まず辞める理由とは納得されないので、長期的に療養が必要な持病が悪化したとか、精神的な病気にいつの間にかなっていたと話しましょう。

持病が悪化したというのは、入社する時どうして話さなかったのか?と問い詰められるので、明らかに無理な作り話はやめておきます。

入社してからなった病気だと説明しても、診断書をとってきてください!と言われることもあるので、いざという時に嘘がばれてしまうこともあります。

診断書が必要な病気で、実際に相談に行くと話を聴いてもらいやすい、本音を話せるのは精神科の病院です。

本当に病的症状が出ているなら、今後の事も含めてストレスや心のケアに専門知識のある医師を受診するのがお勧めです。

とりあえずの一定期間の診断書を書いてもらったら、自分で休職したとしても復帰できる自信がないと伝えると、会社側も無理に出社することを強制はできないです。

本当に辛くなったら多少の嘘をついても辞めよう

会社に行こうとすると、いつ頃からかだんだん気分が落ち込んできたり、お腹の調子が悪くなったり、その症状がひどくなってくることもあります。

そうなってしまったら、嘘をついても絶対に辞めるための相談を会社にします。

その時に使われる嘘ではあるけど、やむをえない状況で使う理由は以下の通りです。

自分自身が疲れ果てた

自分を見失って、この先どうしていいか分からない。仕事どころか何も手につかない状態になったと、途方に暮れている感じで話しましょう。

家族が心のバランスを崩し長期的な療養が必要

同居する家族が精神的に療養するのに、自分しかついていてあげる人が居ないと伝えましょう。

今後のために転職活動をしたい

転職するのは在職中だとできないので、角が立つとかはありますが、それらしくなるべく納得してもらえるような具体的な転職先を話してみましょう。

決意は固いと伝え、早めに言った方が自分も心残りなく引継ぎができるとはっきりと言います。

会社によっては、そのほうが次の人材を確保しやすいし、やる気がなくなっている社員をいつまでも引き留めても無理かと思う担当者もいます。

まとめ

会社を辞める理由は、本音と会社用の表向きの理由と2つ存在します。

どちらも理由は似ているのですが、言いかたや内容を少し変えると、会社向きの理由になる事もあります。

角が立たないようにと考えるあまり、とことん自分を追いつめてしまった後では手遅れなので、ちょっと心に負担を感じ始めたら、迷わず嘘をついても辞めましょう

状況が深刻化して本当に病気で倒れてしまったり、家から出られないほど苦痛で引きこもると、会社もその穴埋めをしないといけないのでかえって迷惑をかけます。

会社は多くの福利厚生がありますが、病気になっていくのを治療してくれる場所ではありません

それをよく念頭に置いて、自分の意志に正直に行動しましょう。

リクナビNEXT ネクス子