学校を卒業し、多くの会社にエントリーシートを提出し、何度も行う面接試験……そしてやっと内定をもらって入社した会社!
新卒でも転職でも心機一転、入社した会社で初めに会話する方は「直属の上司」だと思います。自分が今後お世話になるなかで、上司との関係性が最も重要といっても過言ではありません。
そんな上司がキツイ言い方をする方だったら絶望すると思います。実際の暴力は問題外ですが、「言葉の暴力=パワハラ」を部下は受けることもあり得るのです。
今回は私が受けた実体験を交えながらお伝えしたいと思います。少しでもパワハラで悩む方やなにがパワハラになるの?と悩む上司の方にも参考になれば幸いです。
目次
言い方がキツイと思ったエピソード
ここではどのような言葉・言い方がパワハラにあたるのか、まずは私の経験をもとに問題の言葉集を列挙していみようと思います。
- 給料泥棒が!
- そんなに仕事するならイベント会社へいったら?
- 私だって親の介護が忙しいの!!お前がもっと働け!
- いっそ〇ね!
- 〇すぞ!
- お前の親の顔がみたいわ
- 大卒だからって調子に乗るなよ!?
ざっと書きましたが以上です。なんとなく読み取れるかもしれませんが、私の場合は女の上司に連日のように上記のような怒鳴られ公衆の面前で恥を晒し続けていきました。本当に言い方がキツイ上司でした。
当然プライドもズタズタです。こちらに非がない場合でも上司から大声で叱責されれば周りの同僚だって「あれ?彼って仕事出来ないやつ?」と誤解も招きやすくなり、会社へ行くのも日に日に辛くなってしまいました。
何個かピックアップして体験談を公開してみようと思います。
給料泥棒が!そんなに仕事するならイベント会社へいったら?
この言葉はコンボ技で連日あびせられ続けました。
当時、私は会社の広報職についており、社内のイベントや広報で社外イベントなど多くの行事を担当していたので、朝から晩まで多くの関係者から電話!電話!メール!メール!打ち合わせ!など他の同僚も応援してもらえるほど多忙を極めていました。
そして突然上司から呼び出されてしまった際に上記のパワハラ言葉を言われました。
退職してから元同僚から聞いた理由としては「嫉妬」だったそうです。同僚や社外の関係者とも協力して楽しくやっていたことで上司が疎外感を感じてしまったようで、目障りでキツイ言い方をしていた…という理由でした。
部下からすれば知ったことではないというのが本音ですが、対処法としては”良くも悪くも目立ち過ぎるのも妬まれることがある”ことを仕事で活躍している皆さんはご留意ください。
私だって親の介護が忙しいの!!お前がもっと働け!
文字通り親も歳をとれば介護も必要になってしまうことが多々あります。それは仕方ないことなのですが、それは会社と家族を混同してしまっては会社員としては失格であり、特に管理職たる上司の資質も問題がある言い方ではないかと思います。
しかし残念ながら私の上司は業務進捗と業務量の調整を相談した際に投げられた言葉が上記でした。対処法としては”もっと働け!”と上司に言われた場合は是非同僚や先輩に相談してみてください。効率化できる知恵をもらったり業務をシェアしてくれたりするかもしれません。
その場合は「上司は無能である」と割り切ってしまうことも大切なことです。
いっそ〇ね!〇すぞ!
こちらは私が仕事をミスした際に大声で言われたことです。もともと言葉が荒い方でしたが、こんなストレートな言い方をされることもあります。
対処法として、こちらは脅迫的な要素もあり、会社としても問題になりやすいため、「録音や言われたことをメモ取ること」をオススメします。仮に連日言われ続けて鬱になってしまった。
クビにされてしまった場合、人事や労働監督署へ録音データなど証拠を持って行くと状況が変わるかもしれません。
ブラック企業でありがちな上司のパワハラまがいの言葉集
先ほどは私のエピソードでしたが、パワハラまがいの言葉集を調べてみました。
- こんな間違いをするやつは〇んでしまえ
- おまえは給料泥棒だ
- 君はネクラだ
- もっと安いところに住まないと地方に異動させるぞ
- お前なんて役に立たない
- 給料泥棒
- 違う職を探したらいい
- 期待なんかしてないから
- おまえは小学生並みだな
- 今までどんな人生を送ってきたの?
- どんな仕事してもダメだろうし人生終了だな
- お前の人間性と言うか、親の教育が悪いんだよ!
- お前の代わりはいくらでもいる!
- 働いてないで、子供作ったら?
調べてみただけでザっとここまで出てきました。やはり多くの方がパワハラ上司に悩んでいたり、こういう言葉やキツイ言い方職場での目撃情報があるようですね。完全に暴言だったり性差別な発言も見受けられます。
私としては謎なのは「小学校や親にこうした暴言は言ってはいけない」と学習したはずなのに…という教養の無さに落胆してしまいます。
もしあなたの職場にもこんな言葉がキツイ上司に当たってしまった場合は、「ああ、この人は教養のない人なんだ。可哀想に。」と思ってしまってよいと思います。そういう方はそういう人生しか歩めないんだと割り切ってしまうのがいいと思います。
パワハラ・キツイ言葉を受けた体験談10選
【製造業】二人きりの時に罵倒する上司
製造業、出荷作業や在庫管理などの仕事をしていました。当時21歳。
お客様へのラッピングを華やかなものにしようという提案のために自腹で購入した商品を机に並べていた時のことです。その様子をちょうど上司に見られ「これは何だ」と聞かれ正直に答えたら「勝手なことするんじゃない」「バカじゃないのか」などいう内容で怒鳴られました。
作業場に上司と私の二人きりだったため、目撃者もおらず入れ替わりで戻ってきた先輩に言われたままのことを話したら堪えていた涙が出そうになり5分ほどトイレに逃げ号泣しました。
人格を否定されたのが悔しくて仕方がなかったです。初めてこの仕事で積極的に意見を言おうとしましたが仕事に対する自信を失ってしまい、この出来事を受けて退職することを決意しました。
上司と一緒に仕事をしたくない、この環境に居続けていたらおかしくなってしまうと強く感じたからです。
退職後にはそれまで続いていた顔の痙攣が治り、また会社の人に「辞めてから顔色が明るくなった」「あなたはモラハラを受けていた」と言われて驚くと同時に離れて良かったのだと改めて思いました。
【運送業】侮辱がひどい上司
運送関係の会社の営業をしています。事務畑でずっときたのですが、昨年から営業の部署に転属となりました。現在42歳ですが、転属して半年ほどたった昨年のことです。
一昨年、社長をはじめとした経営陣ががらりと変わり、それまでの年功序列的な家族的な雰囲気は無くなり、実力主義的な形になっていきました。
営業部門の責任者に就いたのは、32歳の人で、実績はすこぶるすごいのですが、人間性は顧客に対してはよくても、社内では最悪。人を蹴落としても自分がのし上がるという感じの人物でした。
私は、大変苦手意識をもってその責任者に接していました。彼から課せられるノルマは尋常なものではなく、あえて高いノルマを押し付けて、実績を積み重ねようという意図がありありでした。
やらされるほうはたまったものではありません。どうあがいても達成できるノルマの数値ではないのですから。罵倒されるのを待ちながら、馬車馬のように働かされるのです。
それでも耐えてやっていたのですが、あまりにも頭に来たことがありました。
ある日、全体のノルマの進捗状況がかんばしくない時に、営業のメンバーが集められ、その時、私がやり玉に挙がったのでした。その責任者は、最初は、ねちねちと営業のやり方についての不備を叱責されていたのですが、そのうち、次のようなことを言いました。
「親が親だから、子も子なんだよ。あんたんところのバカ息子だよ。××に落ちたんだろ。バカだね。親の姿見て、子は育つんだろ。あんたが、会社でちんたらやってるから、子どもはバカ親の姿見て、××も落ちるようなバカになり果てたんだろ。責任感じろ、親として」(××は、その年の春に息子が受験して不合格となった都立高校です)
私は悔しさで体が震えました。自分のことだけならまだしも、かわいいわが子のことまで侮辱されて。その後、トイレに行って、一人で泣きました。
あまりに悔しくて、辞職覚悟で社長に手紙を書きました。2か月ほどして、その責任者はほかの部署に異動となりました。私に発奮させようとして言った言葉かどうか分かりませんが、あまりにひどい言葉で、一生忘れないと思います。
【事務職】セクハラまがいの発言をする上司
当時私は事務職をしていました。その時の年齢は30歳でした。私は当時年齢が30歳だったの入社して結構長い事勤務で働いていました。
勿論どこの会社もそうだと思うのですが、春ぐらになると新入社員が入ってきます。
そうすると段々後輩が多くなると、上司が私に対して、「後輩のお手本にならないと」と言われるのは、まだ我慢が出来るのですが、上司が今度は朝礼の時に皆の目の前で私の名前を呼びました。
昨日少し失敗したミスを「もう長い事この会社で働いてんだから、30歳のおばさん働かせてやってるんだからミスは困るよ」とかそれから上司は私を呼ぶときに「おばさん」とあだ名を付けられて呼ばれるようになりました。
そして私の会社は研修とか長い期間有るのですが、研修場所が少し田舎の方だと上司に「姥捨て山に研修だ」と言われたりしました。
私は気持ちの中で凄く腹が立ったり、悔しいと言う気持ちは毎日感じていました。私は皆のまで言われるので、対応的には言われるたびに
笑顔で聞き流していました。
【食品製造業】とにかく怒鳴る上司
食品製造業に転職した頃で、3年ほど前の35歳の頃です。入社したてだったので、仕事の進め方がわからず、同じ部署の上司の方からわからない事を聞きながら仕事を進めていました。
入社して5日目ぐらいだったと思います。私が仕事をしていたら、別の上司の方が、「おいおまえ、もうちょっと早く仕事しろよ。そのぐらいすぐわかるだろ?」と怒鳴られました。
その時は、私が仕事が早くできないのが悪いと思っていたので、「すいません。」と言いました。
その後、ほぼ毎日のように怒鳴られるようになり、その怒鳴る上司は、早口で怒鳴るので、理解に苦しみ、何度か「すいません。もう一度お願いします。」と私が言うと、「だからこうやれってさっきから言ってるだろうが。」と頭を叩かれました。
ある日は、仕事をしている時に、その怒鳴る上司が私の使っている包丁をわざと落とし、その包丁が欠けてしまいましたが、その上司は私の目を見ても、何も言いませんでした。
私は非常に理不尽に感じましたが、慣れるまでの辛抱だと思い、何も言わずに耐えました。
ある時は、昼飯が終わったあとに、ほぼ必ず、その上司から、「もうちょっと要領考えて仕事しろよ。めんどくさいやつだな。」と数十分怒鳴られ、それが毎日のように続きました。
さすがに我慢の限界だと思い、部長に報告したら、すぐ対応してくれたのがいいのですが、1週間後、またその怒鳴る上司は怒鳴ってきました。
ですが、私はすべて自分が悪いと思い、反抗せず、ただすいませんと謝りました。
【物流業】他の上司に話したらパワハラはなくなった
私は22歳の時に新卒で入社した会社で、パワハラを受けました。業種は物流業で、職種は一般事務でした。その当時新卒で入社してから、仕事になかなか慣れることが出来ずにいました。
きっかけは入社してから3か月ぐらいで、顧客に対して、迷惑をかけるようなミスをしてしたことでした。まずその時に、上司からは個室に連れていかれて、大声で叱られました。
その上司は40代の男性でした。「お前は要らない」「なんで出来ねぇんだよ」「使えねぇ」といったことを大声で、20分くらい言われました。それだけであれば、ただの叱責なので、反省していました。
しかし、その後からパワハラが始まりました。仕事を覚えるための「メモ書き」を見ながら仕事をしているのですが、「こいつ雑魚だから、こんなものも覚えることが出来ないんだぜ」と大声で馬鹿にされました。
また人に紹介するときは、「こいつは使えねぇから」という前置きをしてから、私を紹介するようになりました。
はじめは覚えられない自分が悪いと思っていました。上司を見るたびに、すくみ上るような恐怖を感じていましたが、それと同時に、前向きに学んでいこうと思っていました。
しかし、日数を重ねるごとになんだか違う気がしてきました。仕事を覚えるようになっても、私に対するあたりが強かったからです。
職場にあまりいなく、実情がわかっていない一番偉い上司に対して、この状況を伝えたところ、パワハラ被害が無くなりました。パワハラ上司と話す機会があっても、以前のようにあげつらわれることは無くなりました。
【音楽講師】報酬を独り占めする上司
音楽講師・40才。・お仕事を上司と二人に頼まれ、単発の講座をすることになりました。そして、そこで演奏もすることになり練習も重ね、その日無事に終わりました。
上司に渡された講座のお礼金は普通二人で分けるのに、上司が全部持って帰りました。あり得ません。
後日、あの時のお給料について話を持ち出すと、私の指導のお陰で今のあなたがあるのに、レベルも違うくせに半分よこせはない!まだこちらがそういう場所を与えてやったのだから、お礼を持ってきてほしいくらいなんだから、今回は無しで文句ないでしょう!と言われ、全くの無料ご奉仕になりました。
大人同士で受けたお仕事だったのに、お金に対してや私に対しての思いやりの無さを感じました。良いように利用されたのだと思い悲しくなりました。その人は銭ゲバなのだと思いました。
そういう人に何を言っても無駄なので、腹が立ちますが、今回は腹に納めて、一緒にはせず、次回から上手く断ることにしました。そして、機会があったので、相手先の責任者さんにお金はいただいてなく、上司が一人で受け取ったことを伝えました。
今後、ペアでする人たちには、各々に渡してあげてくださいとも伝えておきました。
【事務職】事なかれ主義の上司
30代、事務職。転職した先の教育係の先輩が、マニュアルから少しでもズレたことをすることも嫌う人で、そんなことをしようものなら怒鳴るような人でした。
上司はその先輩の腰ぎんちゃく状態。上司なのにその人に何も言えないのです。正論を並べ立てて上司にもすごむような人で、上司はとにかく事なかれ主義でした。
ある時、私が接客対応でわからないことがあり、その先輩に恐る恐る質問したところ、急に烈火のように怒り始めました。「そんなこと聞いてくるのかよ!なんなんだよお前は!」と。フロア全体に響き渡る声でした。
お客さんは完全に引いていました。他の同僚は聞こえないフリ。もちろん上司もスルーです。この職場はおかしいと思いました。
先輩がいないときに上司に相談したところ、「まあ…そういわる側にも問題があるんじゃないかな?」と全く取り合ってくれませんでした。
1年間耐え続け、先輩が他部署に異動になってからはすごく楽になりました。一人変わるだけでこんなにも環境は変わるのだなと実感した瞬間です。
【営業職】特定の弱者にだけ当たる上司
営業の仕事をしているときに、上司からパワハラを受けました。当時私は27歳、上司は40代半ばの女性の部長でした。彼女は元々言葉遣いはきつい方でした。私はまだ入社をして半年もたっておらず未熟でしたが、明らかに私に対してだけはきつかったです。
電話一つにとっても、”あんたの言葉遣いは変や。方言がでている。”と、明らかに他の方の方がきついのに私だけ何回も注意をされ、しまいには気持ちがこもっていない。本当に反省しているのか。とまで注意を受けました。
営業履歴のレポートにおいても、他の方は簡易、ましてや本人のレポートは数行なのに対し私には少なすぎる。もっとあるだろう。と、毎日のように注意を受けました。
仕事も定時で上がろうとすると、先輩方は残っているのにもう終わったの。と、残らされ、何においても罵倒されの毎日でした。
きっちりと意見を言わなければと思い、私はそれは教わっていなかったので申し訳ないです。と伝えたりしましたが、それは教わっていないのは関係ない。あんたが悪いの連続です。
さすがに、疲れ果てて、半年で辞めてしまいました。
【アパレル業】部下を病気にまで陥れる上司
外資系のアパレル会社に所属、百貨店内で販売員として働いていました。
パワハラの上司の元で働いていたのは24歳から28歳まで。とにかく数字が全てで、全てに完璧を求められました。月予算を週で割り、1週でも落とせば上司とマンツーマンの個室で面談。
他に電話営業、手書きDM、百貨店のクレジットカードの取得率にもノルマがあり、落とせば叱責。怒鳴られ、すぐに対策を答えられなければゴミ箱を投げ付けられます。
壁ドンならぬ、壁ガンもよくされました。自分の顔の横にある壁を殴られるというものです。育ちが知れる、よくそんなので生きてきたな、そう言われることもありました。
勤務時間内に出来なければ、休憩時間や休日を使ってすればいいと言われ、1日の休憩時間はお握りを食べる10分のみ。勿論残業続きで休日も出勤していました。
ただ、上司の態度は私だけに対してではなく全ての同僚に対して同じだったので、それが普通なのだと思い込んでしまいました。ただただ苦しかったです。
今思えば、全ての同僚が精神的ストレスによる身体的な症状を発症させていました。円形脱毛症、胃潰瘍、過呼吸、不眠症。
結局、私は不眠症から心療内科を受診し、医者の勧めで部署異動の希望を出しました。上司も診断書を提出したので、止めることはありませんでした。異動最終日までは空気の様に扱われましたが。
【エステティシャン】サボって売り上げだけ取る上司
エステティック・サービス業。24歳。最低な店長の話です。スタッフの人数が少ない職場で、お客様への施術に入れるスタッフは限られ、一人のスタッフが一日中お昼ご飯も食べられずに夜まで業務に当たることなんてザラな職場でした。
さらに最悪なことに、スタッフが取った契約は「店長権限」とやらで店長にとられる毎日。スタッフたちは毎日のストレスに押しつぶされていました。
その日は、いつも通りスタッフが施術や接客、電話対応や、ウェブ管理など多くの業務に追われている中、店長は一人でスマホゲーム、店内が
忙しそうであればトイレに逃げこんでまたゲーム。
挙げ句の果てに、スマホでぴこぴこしながら、お客様の前を素通りしてしまう下衆ぶり。そんな中でも、後輩スタッフが念願の初売上を上げる事ができ、スタッフみんなで喜んでいた矢先、店長の一言「まだ新人さんだから私が契約書類対応するから」。
つまり、店長の売上になってしまったのです。スタッフ一同ドン引きする中で、店長は当たり前のように笑顔で接客。新人を育てたい先輩スタッフも他のスタッフも一気にやる気がなくなりました。今では、その新人スタッフも含め当時のスタッフは一人もいないと思います。
パワハラ言葉・言い方への対処法
私の実体験や調べたパワハラ発言集……いずれもキツイですよね。今でもこんな暴言吐かれたらと思うとゾッとします。しかしこんな上司はそこら中に蔓延しているのも事実。
サラリーマンやOLは社長になる以外は皆さんも部下です。こんなパワハラ上司の部下になったらどのように対応していくべきか、その対処法まとめてみます。
味方を作ってみる
大体のパワハラは理不尽な状況から生まれます。なので同僚や先輩など味方を作っておくと心の支えになるでしょう。こんな辛い状況でも私には仲間がいる!って思うだけで救われた気分になれるかと思います。
一人で抱え込まずに誰かに相談してみてください。最悪、精神疾患になってしまってからでは回復に時間もかかり、より厳しい状況になってしまいます。
パワハラな態度を取ってしまう上司を「可哀想に」と思ってみる
心で暴言を吐く上司は見下してやりましょう。人を不快にさせる社会性のない上司より、耐え抜くアナタの人間性こそ褒められるべきです。
「あー貧相な指導しかできない上司…可哀想。」「きっと友達も大していないんだろうな」など、心では何を言っても罪にはなりません。
勤務時間外で思いっきり趣味やリフレッシュする!
仕事をしていればキツイ言葉言われていなくてもストレスは溜まりますよね。最近は仕事終わりやちょっと早起きしてジョギングや習い事などをストレス発散の対処法とする人が増えています。
また思い切って未知の体験をしてみることで新しい発見があるかもしれません。特にストレスを感じている人は運動して汗をかき、しっかり睡眠をとることを推奨します。精神疾患予防にもつながり、運動不足も解消できるので、いいこと尽くしです!
パワハラ上司の言葉を録音する
私の過去の同僚で、パワハラ上司に対し「常にボイスレコーダー持ってますので」と言って場を凍り付かせたことがありました。
その上司は上司は怒りに満ちた顔をしていましたが、その後は目に見えて言葉を選ぶようになりました。自分が潰される前に勇気を持って行動することも大切なんだなと感じた瞬間でしたね。
パワハラ発言を全て受け止める必要はありません。自己防衛してください。そのためにはキツイ言い方をされたことを録音をして証拠を集めることが第一歩。
仮に会社の人事担当や労働基準監督署へ訴えるとしても、何も準備や証拠がなくては意味がありません。
証拠を集め、メモをノートに書き溜めましょう。メモも日時や天気などより具体性のある記載が望ましいとされています。
そもそもパワハラ・キツイ言い方は間違っている
あなたは日々上司にパワハラまがいのきつい言葉を浴びせられ、その原因が自分にあると考えているかもしれません。
確かに、仕事上でミスをしたり至らないことがあれば上司に注意を受けることことは組織として当然のことです。
しかし、それがあなたを苦しめるほどのキツイい方・言葉になっているのならそれは間違っています。たとえ、あなたが「自分が悪いことなんだから仕方ない…」と思ったとしてもです。
パワハラ上司はその会社でしかお山の大将になれません。そんな会社にあなたが無理している必要はありません。耐え続けて精神疾患なってからでは遅いです。今は転職市場も盛り上がっています。
20代であればポテンシャルを買ってくださる会社も沢山あります。30代~でも経験さえあれば魅力に感じてくれる会社は必ずあります。転職するキッカケ1位は「人間関係」です。あなただけではありません。勇気をもって転職してしまうのも一つの手段として隠し持っていましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。どこの職場にも困った上司はつきものです。しかし泣き寝入りはする必要はありません。自己防衛をおこないつつ、溜まったストレスも発散していきましょう。体を壊す前に転職をしてしまうのも英断です。
キツイ言葉を投げかけられたとき、それがパワハラなのかも含めてこちらの記事を読み返していただけると幸いです。