「会社に行きたくない」「明日も仕事だと思うと憂鬱」日々、仕事をしているとふと仕事を辞めたい。
転職したいと思う瞬間は誰もが1度は経験したことがあるのではないでしょうか。悩みを抱えながら仕事を続けるのって、精神的にもあまり良いとは言えませんよね。
「このままこの会社にいて良いのだろうか」「私にはもっと合った仕事があるんじゃないか」「もう精神的にも限界…」
その悩む気持ち、とてもわかります。
実は私、20代後半にして転職を3回しています。
もしあなたが20代の女性なら共感出来ることもきっとあるはずです。今回は私自身の経験も元に、転職を通して学んだことや、教訓を書いていきたいと思います。
こんな会社!すぐに辞めてやる!と決断をする前に是非参考にしていただきたいです。
目次
20代女性が会社に行きたくないと感じる理由

仕事に行きたくない理由は人によって違うかと思いますが、ここでは代表的なものをいくつか紹介していきます。
人間関係
職場には色んな人が働いています。よって当然、合う合わないが出てくるものです。普段の友人同士の付き合いならば、合わない人とは関わらないということも出来るかもしれませんが職場ではそうはいきませんよね。
苦手な先輩、上司、後輩ともうまくコミュ二ケーションをとっていかなくてはなりません。これが毎日8時間、1日の3分の1も一緒の時間を共有するとなると、思った以上のストレスになってしまうものです。
仕事内容
聞いていた仕事内容と違った。やってみたら思った以上に負担だった。
興味がなかった訳ではないけれど、実際仕事をしてみたら想像していた以上に好きになれなかった。
多くの時間を費やす事になりますから、苦痛が多くなってしまい何の為に働いているかわからない。
「働くのは生活の為!お金の為!」と割り切れれば良いですが、実際うまく切り替えられないものですよね。
労働時間
日々の残業…せっかくの休日なのに疲れて寝て終わってしまった。なんてことはありませんか?
ワークライフバランスって何だろう。コンプライアンスって何だろうと疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「でも1番欲しいのは休日!」
スキルも身につくし、給料も増えるけど、そんな物はどうでもいい。そう考えているのなら、あなたは無理をしているのかもしれせん。
21歳で転職を決めた理由

ここでは私が実際に体験した転職経験の1つをあげて紹介していきます。
あなたが今すぐに転職を考えているのなら是非ご覧になってください。
私は高校を卒業後、18歳で菓子販売、接客の仕事に正社員として就職しました。
入社当初、思い描いていたのは「毎日可愛いお菓子に囲まれて仕事が出来る」と大変安易なものでした。
ですが、実際は180度違っていて、厳しい接客マニュアルに毎日の残業があり、新入社員でも正社員だからという理由で、わからない事も多いのに、いきなりその日の責任者になったり指示を出さなければいけなかったりと、当時の私には完全にキャパオーバーでした。
残業も多く、またタイムカードの管理が甘い会社だった為、残業代がでないなんてことはザラでした。そんな毎日に心も体もボロボロになり、今すぐにでも辞めたい!と考えながらもズルズルと3年続けました。
しかし、とうとう体に限界がきて、寝ているだけでも目が回るようになったのです。
精神的に限界の場合取るべき手段
精神的にも限界を迎え、それでも仕事への責任感と
「行かなくてはならない」
という強迫観念にも近いものに駆られ出勤をしていたのですが、そんな私の姿を見てストップをかけたのが両親でした。目眩が酷く、フラフラしながらも仕事へ行く私に先に限界がきたのは家族でした。
すぐさまに病院に連れて行かれました。検査を受けた結果、ストレスと睡眠不足による 「メニエール病」(激しい回転性の目眩と難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の疾患)でした。病名を聞いた時、やっと我に返る思いでした。
この病気は原因となっているものを取り除いたり、環境を変えることで落ち着くことが多い為、原因と考えられる仕事を変える事にしました。
すぐさま診断書を出して頂き、会社に提出したところ、自分が思っているよりもあっさりと受け入れられ、その時はじめて「自分がいなくても仕事は回るんだ」と良い意味で思ったことを覚えています。
精神的に限界を感じた時には無理をしない
仕事の引き継ぎや、立場上の責任、そのような物に囚われて、病気になっては元も子もありません。相談できる人がいたら相談すること。
自分ばかりが頑張らなくても、何とかなるんだ。というくらい気楽な気持ちでいる事も大切だと思います。
20代女性の転職に有効な資格は?
さて、晴れて会社を辞めることができるようになったとして、次に待つのは転職活動ですよね。皆さんは何か資格を持っていますか?
私自身、転職の際なにも資格を保有していなくて大変困りましたが、未経験OKという求人を選んで、働きながら「エステティシャン資格」を取得しました。
私のように働きながら資格をとるというのもありですが、既に持っているようでしたら強い武器になります。
ここでは20代女性におすすめの資格をご紹介します。
介護ヘルパー
これから先は高齢化社会で必ず必要になってくる仕事の資格の1つだと思います。人気の資格なので20代など若いうちにとっておくと便利です。
医療事務
介護ヘルパーと同じく結婚や引越しの際にも就職先に困る可能性が低くなるので人気の資格です。
エステティシャン資格
私も保有しているエステティシャンの資格です。働きながら取得できる所も多く、取得してしまえば産休後も復帰が比較的簡単に可能なことから20代女性に人気の資格です。
まとめ
今回は私自身の体験もふまえて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
転職は人生の中でも大きな出来事ですし、転職をしてうまくいくかわからないという不安から踏みとどまってしまう方が多いようですね。
でも、もしあなたがとても辛い思いをして今の会社にいても希望を見いだせないのなら転職を視野にいれても良いのではないでしょうか。
資格は保有しているに越したことはないですが、働きながらとるという手もあります。働きながら自分にあった仕事、やりたい事を探すのも1つの方法です。