上司と合わない…会社を辞める前にできる男性上司・女性上司別の対策

あなたは今の会社で上司と合わない、嫌われている。と思ったことはありませんか?

会社での悩みを聞いていくと、毎回上位にくる悩みは「人間関係の悩み」です。会社を辞めたい人の理由で多いのもこれですね。

人間関係の悩みの原因が例えばあなたの上司ならば、どう対処しますか?

「今日も顔を合わせなくてはならない…」と思うと会社に行くのも憂鬱になってしまい、「辞める」という言葉も頭に浮かんだりしてきますよね。

私も実際に合わない上司との人間関係で悩んだ経験があります。しかし、ある対策をしたことによって関係が変わり働きやすい職場へとなっていきました。

今回は私が経験した事も交えて上司と合わないと感じた時の対処法、対策をご紹介していきます。

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男性上司と合わなかった経験と対策

 

違う人と人とが同じ職場で働くわけですから、合う合わないは多少なりともあるものです。しかし長い時間を一緒の空間で過ごすならば、なるべく良い環境で働いていたいですよね。

一言で上司といっても男性上司と、女性上司で違いも出てくると思いますので、まずは男性上司と合わない場合の対策を私の体験談と共に紹介していきます。

「価値観を押し付ける」「部下の頑張りは認めない」「感情的に怒鳴る」

思い出すと良く耐えれたなと笑ってしまうくらいコンプライアンスって何だろう?と思ってしまうほどの男性上司でした。

当時私は24歳で、その時の上司は50代半ば、勤務25年以上で永年勤続賞をもらうほどの大ベテラン店長(男性)でした。

その上司には、

  • どれだけ売上をとっても褒められない。
  • 粗探しのようにミスを指摘される。
  • そんなに怒るような所でもないのに怒鳴る。

というようなことが日常茶飯事でした。正直かなり苦手で、辞めることも頭をかすめました。

しかし、仕事の業務内容は好きで、他のスタッフとも上手くいっているのに1人苦手な上司がいるだけで仕事を辞めるなんていうことはしたくはないと考えていました。

どうにかしなければと思い、その男性上司に対して実践したことがあります。

笑顔で挨拶・お礼をなるべく沢山言う

え?そんな事?と思うかもしれませんが、苦手意識が働くと気づかないうちに顔に出ているものです。

いくら苦手だからと言って態度を悪くしていると余計に嫌われてしまう可能性大です。笑顔で素直にお礼を言える部下を嫌いだという上司ならば、余程ひねくれているのだと思います。

始めは恥ずかしさや怖さがありましたが、私はその男性上司にしっかり笑顔であいさつし、「ありがとうございます!」というお礼もたくさん言うよう心がけていました。

その結果、心なしかその男性上司から怒られたりすることが減ったような気がします。

とにかく実績を出す・他の上司にアピールする

私が勤めていた店舗には店長の上にマネージャーがいました。その方には良くして頂いていたので、とにかく個人の売上をあげて、マネージャーにアピールし、部下を認めない店長に絶対に褒めさせてやろう!と思いました。

今、思えば半ば意固地だったかもしれませんが、店舗売上で1位をとって店長が褒めてくれた時は、自分の努力が報われたと思いました。

・素直な返事、明るい笑顔をすると状況が好転することも。

・男性上司の場合はとにかく結果をだして、認めざるを得ない状況にもっていく。

・他によくしてくれている上司、先輩がいるなら、そこからアピールする。

女性上司と合わなかった経験と対策

私は女性なのですが、正直に言います。

「同性(女性)の上司のほうが大変!」

この意見に同感してくださる方も多いのではないでしょうか。同じ女性だから分かり合えることも多い…いいえ。

同じ女性だからこそ、わからない事も多いし気をつかうのです。ここでも体験したことを元に私が出会った女性上司、対策をご紹介します。

「女性特有の体調不良で八つ当たり」「矛盾した事を言う」「言葉と言動の不一致」

仕事は凄くできる方だったので尊敬はしていました。ですが特に失敗したわけでもないのに、八つ当たりされる事が多々ありました。女性特有の体調不良の時はそれが2倍となって返ってくるので、たまったものではありませんでした。

「何でも相談して?」と言っておきながら、いざ相談したら「私にばかり言わないで!」と一喝。相談してと言われたから素直にそうしたのに…。矛盾にもほどがあります。

部下には10分前行動がルール、遅刻厳禁だと言うくせに遅刻はしてくるし謝罪もないなんてことも多々ありました。

いくら仕事の能力が高かろうが、これでは部下に示しがつきませんし、部下が辞めることを考えてもおかしくありません。

聞き上手になる・褒める

女性は基本的に喋ることが好きな人が多いです。私が実際に仕事をした女性上司もそうでした。仕事中の適度な雑談の中でコミュニケーションを取ったり、飲み会に参加しプライベートの愚痴を聞いたりして、距離を縮めていきました。

また、女性はいくつになっても褒められる事が好きなので、些細な事でも(今日の髪型素敵ですね。など)褒めるように心掛けました。

肯定してから意見を伝える・言葉遣いに気をつける

女性は否定されることが特に嫌いです。ましてや上司ともなると言葉遣いも気をつけなければいけません。

女性上司に意見を伝える時は、最初から意見をつたえるのではなく、一旦肯定してから伝えると聞き入れられやすいと思います。

・女性上司には聞き上手、褒め上手であること。

・肯定して味方になってから意見を伝えましょう。

・TPOに合わせた言葉遣いをしましょう。

異動願を出す?うつになりそうなら辞めるのも選択肢に

男性にしても女性にしても、あなたが合わない上司と円滑な人間関係を築こうと努力しても、何も解決されない。

そもそも生理的にもう関わりたくない。そう考えているのなら、異動願を出すのも1つの手です。

残念ながら、こちらがいくら努力しても改善されない。もしくは更に悪化してしまう事もでてくると思います。

異動願をだして別の部署に移り、合わない上司と関わらないことによって仕事へのやる気や気力が回復しそうなら行動してみてはいかがでしょうか?

会社自体にもう関わりたくない。他の仕事に転職をしてやり直したいと思うなら、思い切って辞めるのも十分あり合える手段です。

体調を崩して、精神的に追い詰められてまでやらなければいけない事もないでしょう。大切なのはあなた自身です。

まとめ

今回は私の体験してきた事を例にあげながら男性上司・女性上司別に対策法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

仕事の悩みは多かれ少なかれ誰でもあるものだとは思います。合わない上司と上手に付き合っていくか、それとも見切りをつけて辞め、他に輝ける場所を探していくのか。それはあなたの自由です。

今回あげたことは、ほんの一例ですが参考になれば幸いです。

仕事は世の中に沢山あります。ですが、あなたの人生は1度きりです。後悔のないようによく考えて選択してもらいたいと思います。

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