営業職と一言にいっても、外勤・内勤とありますし営業先も法人・個人とに分かれ、営業する商品や業種によっても内容がずいぶん違います。
新規開拓も伴う営業や、相手先が固定されているルート営業、内勤で店頭におけるカウンターセールスや電話営業、人材コーディネーターや医療関連専門の情報担当者も営業職に含まれます。
男女のそれぞれの特性を活かした業種はありますが、自分では営業職に向いていると思って、実際に仕事をしてみても、男女ともに何か違和感を持つ人もいるはずです。
どんなタイプが営業職に向いているのか、男女によっての差や自分の性格的な診断や克服法をお伝えします。
営業職に向いてない男性の特徴診断

営業職に向いていないと診断される3つの特徴を持つ男性
キャリアアップ・向上心がもてない男性
これは営業職に関わらずどんな職種でもあることですが、特に人とのコミュニケーションを大切とする営業には、常に向上心をもって情報収集を怠らない姿勢が大切です。
業務に関する知識はもちろん、話術に関しても時事の話題等も把握しておくと、会話の広がりも出てきますので、関係ないから必要ないと思ってしまったら向上心が足りないです。
それを日々行うのが苦痛な人、面倒くさがるタイプの男性には向いていないかもしれません。
毎日違う仕事内容が苦手な男性
毎日決まった時間にオフィスに行って、同じ内容の作業をして時間通りにこなす仕事ではないので、いくらルート営業みたいに訪問先が決まっていても、時間等も同じではありません。
スケジュール管理やそれぞれの日程による仕事内容や会話、相手先の情報管理は毎日行う必要がありますので、それを自分で組み立てる作業が難しいと思う人には向いていないです。
実力主義が好きでなく年齢によって優遇される制度を望む男性
営業職は年齢に限らず、いかに会社の売上やイメージアップにつなげるための貢献をしたかで判断される、ある意味実力主義の世界です。
ノルマなしと言われる営業でも、やはりある程度の管理する顧客が多い方が優秀と思われます。
年齢的にキャリアを重ねてきた男性に多い、ある種の社会人としてのプライドの高さを強く持っている人は、自分より若い世代の人より営業成績が上がらないと焦りを覚えてしまいます。
さらに、女性に対して少し性別で偏見を持つ男性もいるようなので、女性より下の成績になるとプライドが許せなくて長続きしない人も居ます。
営業職に向いてないと感じる男性の克服方法

営業職に向いていないと感じる男性の中には、単なる自分の思い込みや会社側に営業と言う仕事以外のトラブル等があって思い込んでしまっている可能性があります。
向いていないと思っても、克服できる方法さえつかめば営業職で活躍できるようになる人も多いです。
根本的に向いていない3つの特徴を持つ男性以外なら克服が可能なので、そのポイントをチェックしておきましょう。
会話が下手で営業したいことが相手に伝わりにくい男性
男性で人づきあいは嫌いではないけど、何かに対する説明の仕方が分かりにくかったり、覚えたことを伝える言葉がヘタだったりすることがあります。
それはコミュニケーション自体が苦手でなく、説明の仕方を分かりやすく伝える方法や会話ができないだけです。
人間関係でもそうですが、一方通行で相手に何かを伝えようとすると、相手も身構えるし強要されている印象を受けてしまいます。
説明しながら相手の考えや求めている事を上手に引き出すのは、いくつかの経験を積めばコツがわかってきます。
最初は失敗しても慣れてこれば、すらすらと例も交えてできるようになってきますので、短期間で結果を出そうとあせらないようにすれば大丈夫です。
身だしなみでどうしても悪い印象を与えてしまう男性
業種にもよりますが、華美に着飾るとか香水等で臭いのエチケットとかは必要ありません。
それよりも髪の毛が寝癖のままとか、寝坊して顔も洗わずに出勤するとか、スーツやカッターシャツが黄ばんで汚れたまま等を改善して清潔感を保つことが大切です。
自分が日常生活でだらしない性格であっても、営業職と言うだけでなく、社会人としての常識を身に付けて仕事に取り組めば悪い印象も払しょくできます。
営業職に向いてない女性の特徴診断

営業職に向いていないと診断される3つの特徴を持つ女性
相手から言われたことを忘れてしまっている女性
忙しくなってくると、相手先から言われたことをメモしていても忘れてしまう女性が案外多いです。
仕事から離れて家庭でもバタバタしていると、ついつい連絡の電話やメールをしないままで放置してしまう事もあります。
勤務時間外だからと思うなら、自分が勤務時間中に後日連絡する等のフォローを入れておくのが大切です。
ライフスタイルの変化になれるのに時間がかかる女性
結婚・出産をはじめ、引っ越しもそれに伴ってライフスタイルが変化しやすい女性は、それに適応するのが早い人と遅い人の差があります。
環境へ慣れるのに時間がかかりやすい女性は、営業職の様にあちこちへ出向いたりする仕事だと、それを苦痛に思ってしまう事もあります。
分からないことを確認せずに勝手に回答してしまう女性
商品知識や相手先の質問が、自分の知っている範囲で回答できない時、あいまいな返事をしたり確実でないことを勝手に回答する女性もいます。
知らないことは確認してから回答しないと、後で契約等の際にトラブルへと発展してしまいます。
営業職に向いてないと感じる女性の克服方法

女性ならではの特徴を営業職で活かせる職場がありますが、やはり男女の差がないとは言いにくい実情もあります。
そんな中で男女ともに所属している職場での営業なら、男性と同じように売上等を上げようとしても、体力的な面も含めて無理があります。
その事に限界を感じて本当は営業職としての素質があるにもかかわらず、あきらめてしまう女性も多いです。
男性にはないものでアピールする方法を、自分に上手に取り入れる事を考えましょう。
笑顔を絶やさず柔らかい口調を普段から心がける
表情が硬くてキツイ印象を与えてしまうと、女性はどうしても取つきにくくて相手先からも敬遠されてしまいます。
親しみやすく感じるのは、明るい笑顔を心がけなるべく自分の感情を顔に出さないように、普段から嫌なことをすぐに出してしまう癖があるなら、それを少しずつ改善する努力をします。
家庭や体調面でのトラブルで、どうしても話し方が相手に不快を与える女性もいるので、それをプライベートで解消できるようにしておく必要があります。
人の話を聴いてあげるクセをつける
女性に多いのは、自分が良いと思うことはとにかく勧めたがる傾向が強いので、無理に勧めて迷惑する場合もあるように、営業職でも同じなので相手の考えを聴いてあげるようにします。
一方的に勧めていると、本当はこんな事ができたらいいのに!と営業先の会社が考えていることがヒアリングできないので、それをうまく引き出すために必要だと考えます。
まとめ
営業職は一般的に人とのコミュニケーションがとても大切な職種だと言われます。
それに向いているかどうかを診断する男女の特徴は、改善できることかどうかで判断されます。
最初から営業職に向いてないと自分で思い込むのではなく、できることを自分なりにチャレンジして、周りの先輩たちから吸収できることはどんどん取り入れてコツをつかみましょう。
慣れてこれば、この人にぜひ取引を任せたいと思われるようになってきます。
向いてないと判断するのは、ある程度の期間を経てからでも遅くはありません。