シンゴジラの評価「つまらない、駄作」レビュー・感想まとめ

超話題作となっている「シン・ゴジラ」。絶賛との評価が多い中で、「シンゴジラはつまらない、駄作!」とするレビューや感想もあります。そういった評価をまとめました。

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会議シーンが長すぎる

シンゴジラがつまらないという評価の中で多かったのが「会議が長い」というものでした。

  • 会議シーンが長すぎて疲れる。
  • 見てる時にはあまり気にしてませんでしたが見終わった時に「なんかドラマパートが多すぎじゃね?」とは感じました。
  • どうせなら舞台を竹島とか尖閣列島を題材にすれば良かったのに。
  • 会議シーンが楽しめないと評価が下がっても致し方ない。」
  • 会議室映画だった。しかも会話が全然だめ。日本映画ってなんでもっと自然に喋れないのか?取ってつけたようなセリフばかり。アニメならそういった違和感を絵の抽象性で消せるけど…実写でこれは厳しい。

エヴァンゲリオンに近づけすぎ

庵野監督の作品なのでしかたないとも言えますが、エヴァンゲリオンを連想してしまい、それに嫌悪感を抱いてしまうために「つまらない」という感想をもつ人も多いです。

  • ゴジラを倒した!というカタルシスも無ければ、ゴジラである必要もない、エヴァンゲリオンのスピンオフなだけの駄作。
  • オタクくさいクソ映画でしたね。兵器と政治と原発・原爆問題が大好きな人向けの映画でしょう。あれはゴジラじゃありません、GODZILLAです。観てて退屈でした。
  • 音楽もエヴァンゲリオンで使ってるものを流用してるし、人々のやり取りもエヴァンゲリオンをみているようでつまらない。

ゴジラの格闘シーンが見たかった

「シンゴジラ」では、ゴジラの動きはゆっくりです。俊敏な動きでド派手なプロレスを期待していた人には駄作と感じられたでしょう。個人的には、熱線で東京を火の海にするシーンはアクションシーンよりも迫力があったと思いますが…。

  • ゴジラをCGにした結果、ゴジラシリーズの中でももっとも動かないゴジラになってしまった印象。歴代シリーズのゴジラを着ぐるみだとバカにして見てなかった人たちには評判がいいみたいです。しかし、シンゴジラならハリウッド版の方が面白いです。
  • シンゴジラを観終わったあと、これは怪獣映画なのか?ただの人間ドラマを観ただけような気持ちになった。石原さとみさんの役柄にはガッカリした。日本人役者を削ってでもそこそこ有名な白人女優を出すべき。
  • ゴジラで日本の問題を表現する必要性が理解できない。駄作です。
  • ゴジラ目的な人はつまらないですね。
  • やっぱりゴジラファンが見たいのは怪獣同士の現代のCGを使った格闘シーンなわけで、ゴジラが実際に現代に表れたらどう人間が行動するのかなんて別にどうでもいい。

CGが微妙

ハリウッド版と比較して、「シンゴジラ」のCG技術が物足りないと感じ、それでつまらないと感じてしまう人もいました。

  • シン・ゴジラの感想はまずキャストが豪華だけど、ハリウッドのようなCGの迫力が今一つ感じられない。
  • 予告から感じていたけど、CGに違和感満載で技術不足を痛感。
  • キャストへの費用を抑えて、ゴジラのCGをもっどハリウッド映画に負けないくらいの演出にすることは出来なかったのか?

友人「つまらないと思ってたけど実際見たらちょっとおもしろかった…」

シンゴジラ動画配信始まったことを教えた結果

私の友人で、シン・ゴジラはつまらないという前評判もあったから劇場では見なかったという人がいました。

でも別の知り合いから「U-NEXTで動画配信が始まったらしい」と聞いたので、それを友人に教えてあげたんですね。

彼が試しにU-NEXTに登録して見てみたら…「案外おもしろくてビックリしたわ…」と言われました。

「本当にこんな巨大生物が現れたら、本当に日本はどうなってしまうのか…と、いつの間にか感情移入している自分に気づいた」とのことでした。

まあこれはあくまで一個人の感想なのでやっぱりつまらないよと感じている人はあまり気を悪くされないでくださいね。評価がそれだけわかれるくらい話題になった作品だったということでお願いします!

シンゴジラはつまらない駄作映画なのか?

つまらないというレビューや感想をまとめてみましたが、こういった人たちの意見に共通することは、「駆使してゴジラが敵怪獣と戦ったりするド派手なアクション怪獣映画を期待していた」ということだろうと思います。

「シンゴジラ」は、ゴジラという災害をテーマに日本の問題点をあぶりだす作品で、その辺に興味ない人にとってはつまらないでしょうしゴジラと敵怪獣のプロレスこそがゴジラ映画だと思っている人には駄作になるでしょう。

主人公はゴジラではなく政治家や官僚、自衛隊です。テーマが「現実vs虚構」なのですから、ここを受け入れられない人はどうしようもないのではないかなと思います。

CGについては、確かに第1形態とかはちょっと微妙ですが、第4形態は個人的にはすごいと思います。何より、ハリウッドでさえやらなかった「昼のシーン」を描き、暗闇でCGをごまかさなかったことは素晴らしいです。

あなたはどのように感じたでしょうか?!

シン・ゴジラはつまらない!というあなたへ

読者の方からシンゴジラについてのコメントをいただくようになりました。「シン・ゴジラはつまらなくて受け入れられない!」と感じている方は一定数いるようですね。

あれはあれでゴジラの一面にすぎません。ゴジラは旧シリーズやハリウッド版で名作がたくさんあります。

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7 件のコメント

  • 劇場で見た時は途中居眠りしてしまい後悔してたんですが、DVDを購入して見直したら「ゴジラ映画」の名を借りた21世紀の「戦後を語る映画」だったように感じられました。
    「怪獣映画」としては特撮オタクである私としては決して及第点をあげられる作品とは言い難いと思います。しかし…日本映画が「特撮」絡みの作品を「正統以上」に評価した唯一無二の一例になれたのがシンゴジラなのだと思います。
    つまらない…。確かに見方次第ではその評価も当てはまらなくもないと思えます。
    人それぞれ様々な感想を抱かせる映画、それこそが「シン」ゴジラなのでしょうから。

  • 友達の推薦で映画を観たときは迫力があって、ゴジラの進化や放射線(普通放射線はあんな目に見えるレーザーのような放射線はあり得ませんが。。まあそこは許して)の背中からと口(この口の形も迫力があった)から発射し町を崩壊させて行く様など。。面白かったけど。。何か腑に落ちてませんでした。
    昨日VoDでTVで改めて観ると、「まーったく、面白くない駄作だったな」と率直に思いました。まず、ストーリテリングの早さ、これ、マンガのコマ送りのように進めてます。ぺらぺらぺらぺらと。エヴァとかのマンガが嫌いなのはこのせいかな?(ジブリはこの限りではなく、心に訴えるものがある)これでは、臨場感が全く損なわれてます。ハラハラ感もありません。人の感情やゴジラの存在の意味とか底深さも全くありません。映画を観たときもそうですが、なぜゴジラはご都合よくエネルギー切れで固まっちゃうの?ヤシオリ作戦て、なぜあれほどの重機を破壊した町であれほど早く用意できて、これまたご都合よく、ゴジラは口を空けて待ってるの?ヤマタノオロチを退治したときのヤシオリ作戦はオロチが酒が好きで自分から飲んだのに。。。矛盾だらけで駄作この上なかったんだなぁと改めて思いました。

  • 評価は人それぞれであることは理解しています。
    正直僕はつまらないと思いました。理由は単純明快、会議シーンのほとんどがいらない、これは別にゴジラである必要がないからです。
    これを声を大にして共感してほしいとは思いませんが一つ言いたい。
    「周りにのせられて、流されて、面白いと言いふらすなアホども、面白くないと思ってるやつもフォロワ増やしたいだけでツイートしまくるな」ってことです。ここだけは日本人の恥ずかしいところだと思います。面白いと大人数に絶賛(笑)されてたので見たのですが時間の無駄でした。さてこの中で流されないで評価されている方は何人いるのでしょうか?そういないでしょうね、世界一流されやすいと言われる日本人ですから、右向け右も大概にしてください。

  • シン・ゴジラが作らるまで、日本でゴジラが作られなくなったのは、
    ファーストゴジラがヒットした後、続編が作られるたびに内容が幼稚化し子供向け映画として一般に認知されたこと、また、テレビでもウルトラマンに代表される怪獣番組が放映され、劇場に行って怪獣映画を見る人が減少したことが要因になり、結果ゴジラではビジネスにならないという判断から日本ではゴジラを作らなくなったという事だと思います。

    シン・ゴジラはファーストゴジラに近づけて作られた作品なので、
    おそらくファーストゴジラを見たら、つまらないという感想を持つかもしれないですね。
    ゴジラをCGにした理由も、人間的な要素をできるだけそぎ落とすという理由のようですから、ただCGにすればよいという安直な考えではないようです。

    確かに内容は、エヴァであるしゴジラではなくてもよいでしょうが、
    新たな切り口、見せ方で大成功しているのは事実です。
    (さまざまなオマージュを組み合わせることも、何度も見ないと理解できないようにしているのは庵野監督の作風なんだろうと思います…)

    今回のシン・ゴジラのターゲットは、ゴジラファンではなく一般の人々で日本映画を面白くしたいという、エンターテインメントを目指した結果だとおもいます。
    庵野監督第一作実写映画の「ラブ&ポップ」の撮り方から特に新しい内容は個人的にはないと思いますが、実写映画の新しい表現として受け入れられたのではないでしょうか?

    記事の中に「原発問題が好きな大人向け」云々とありますが、そもそも、ファーストゴジラは、1954年ビキニ環礁の核実験などの世界情勢があり、「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」としてゴジラが描かれています。戦う敵の怪獣も出てきません。

    庵野監督いわく、もともとファーストゴジラに近づけて作るという考えがあったそうです。そのまま作ってもしょうがないので、現代日本に置換えて、シン・ゴジラは製作されている。その結果敵怪獣が出ないのです。

    最後に映画の感想を述べていませんでしたが、ゴジラを見て初めて恐怖しました。
    そもそもゴジラ映画は、子供のころに見ていたくらいで大人になってみるつもりもなかったですが、すすめられて見に行った結果、大人になってみられるゴジラであることに驚きました。

    冒頭から、ゴジラが表れてそれを倒すために苦心する。
    何をしてもゴジラには勝てない絶望の中、世界からの圧力もつよまり何とかゴジラを停止をさせるに至る。(しかし倒せないし、解決でもない)

    ヱヴァンゲリヲンを連想させるストーリーでしたが、それはそれとしても、物語に没頭でき時間もかなり短く感じました。ありがちな、主人公の家族構成や、恋愛要素などを一切排除しているため物語に入り込める。頭の悪い自分にはこれくらいシンプルの方が分かりやすくて良いです。

    3.11の記憶と重なるところあり、時代の要請に合った物語をゴジラで制作されたんだなと思います。

    一部の方にはつまらなかったのかもしれないですが、
    多くの方に受け入れられたシン・ゴジラは売り上げも含め、ゴジラの新しい歴史を築いたのではないでしょうか。

    この結果から、新しい日本版ゴジラも今後制作されるのではないでしょうか?
    アニメ版という壮大な実験ともいえるゴジラも今後あるようですし。
    ゴジラをアニメでやるという事は、現時点では滑稽と思ってしまうのは自分だけでしょうか?
    そういう気分を吹き飛ばしてくれる作品になることを期待したいと思います。

    この記事を読んで、ゴジラの歴史を調べて引用すると、面白いものになるのではないかと思います。表面的な面白い、つまらないの話ではちょっとがっかりです。
    一般的にビューを稼ぐためと思いたくなってしまうような記事を各メディアサイトが多いのは残念です。

  • 自分も鼻ぺちゃ短足の日本人のくせに、自分だけは他の日本人とは違うと勘違いして日本人批判に終始し、最後は「右向け右も大概にしろ」では、単なる左翼思想。最悪なのは、シンゴジラを語ったのが「会議シーンはいらない」だけというお粗末さ。

    そんな厨二病な鼻高々な日本人論より、シンゴジラについて述べよう。

    ゴジラシリーズの何が好きなのかは、62年という半世紀以上の歴史がある以上個々人で違うのは当然だが、問題は庵野監督が述べていた「ファーストゴジラに迫れたか」どうかだ。

    つまりこのシンゴジラが監督の意図通りに作られていたかどうかだ。

    怪獣プロレスが好きな人は、多分第一作第二作も理解できないし好きでもないだろう。

    それが悪いとは言わないが、元々ゴジラは人間ドラマだったことを忘れてはいけない(製作者がそう述べている)。

    右往左往する閣僚や官僚達、冗長に思える会議シーン、命令伝達シーン、そして過剰な役職名テロップは、官僚イズムが蔓延して硬直化している今の日本統治システムのカリカチュアだ。

    こういったシーンには庵野監督の悪意すら感じる。

    庵野監督は、そういった個人を縛るシステムが大嫌いなので、閣僚たちをあっさりと殺してしまう。

    そして、「出世に無縁な霞が関のはぐれ者・一匹狼・変わり者・オタク・問題児・鼻つまみ者・厄介者・学界の異端児」といった、ガチガチの官僚システムから逸脱した「個人」と、「現場」という、やはり個々人が責任を持って日々挑んでいるプロフェッショナル達に光を当てた。

    それも第一作の尾形や芹沢博士、第二作の月岡や小林といった「ヒーロー的な1個人」にスポットを当てるのではなく、個人「達」に光を当てた。

    そこがまだ戦争の傷跡が癒えない戦後9年目という時期につくられた初代ゴジラと、シンゴジラの大きな違いだ。

    だから「個人の力」への光の当て方に違いはあるものの、どちらも「個人」という人間がメインになっている点において、庵野監督の意図は果たされたと考える。

    ゴジラが尻尾や背中の至る所からレーザーのような熱線のようなものを出したり口から吐いたのには、正直、庵野監督と同い年のオールドファンとしては「こんなのゴジラじゃないっ」と思ったが、まあ昭和の「対」シリーズにはもっと珍妙なゴジラも登場したので(シェーしたり空飛んだり)、新しいゴジラとして受け入れるしかないだろう。格好は良かったし。

    無人新幹線爆弾や 無人在来線爆弾にも辛口の評価が多いが、私は新しい発想だと評価したい。

    「ゴジラがあの場所に都合よく倒れたり、瓦礫だらけの現場でゴジラの口に凝固剤を流し込むのはリアリティがない」という批判もあるが、だったらゴジラの存在自体が荒唐無稽なのだから、単なるいちゃもんにしか過ぎない。

    「登場人物の家族や日常」といったプライベートシーンを事さらに描かなかったのも、「個人の力」「プロの力」「日本人個々が持つポテンシャル」の表現に邪魔だったからで、庵野監督が無視した訳ではなく、さり気なく描写されている。

    ということで、私は近来稀に見る良い邦画だったと思うし、ゴジラ映画としてもエポックメイキングな作品であると評価する。

    それにしても凍結された尻尾からもがくように出現したゴジラの遺伝子を持つ人型はなんだろう。あのエンディングも気に入った。

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